金の稲穂を、漆器の加飾技法「蒔絵（まきえ）」で描いた
ランチョンマットと箸が登場いたしました。

稲穂は、「一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）」という
日本の吉日の由来になっているモチーフ。
一粒の籾（もみ）が万倍となり、素晴らしい稲穂を
実らせることから、新しいことを始めるのに縁起が良い日
とされております。

また、稲穂から取れるお米は食卓に欠かせないことから
富貴や健康を願うお守りとして重宝されてまいりました。

金の稲穂を描いた器を食卓に取り入れることで、
豊かで実りある毎日が訪れますように。
そのような想いを込め、お届けいたします。

さっとひと拭きでお手入れが簡単なランチョンマットは
インテリアの敷板としてもお使いいただけます。
良い運気が舞い込むと言われる、エントランスにも
相性が宜しいモチーフかと存じます。

古来、神器として中国から日本に伝来した箸は
食べることに困らない「財」と、健康に食べ続ける「長寿」を
祈願する意味があると言われています。

また、ペアの箸は「夫婦箸（めおとばし）」と呼ばれ
夫婦円満の縁起物として人気がございます。
おめでたい紅白梅を描いた木箱入りもご用意しておりますので
ギフトにもお喜びいただけることと思います。

日差しを浴びて黄金色に輝く様を表現した「金の稲穂」。
一粒万倍日には金の稲穂を描いた御朱印を授与する神社が
あるほど、神聖で縁起の良いモチーフです。

こちらの器では、そのような金の稲穂を
加飾技法「蒔絵」を用いて表現しております。
金属粉を蒔くことで、食卓できらりと輝く器となりました。

今日も実りある一日になりますように。
穏やかな気持ちで一家団欒のひと時を過ごす、
そのようなきっかけとなる器となりましたら幸いです。

朱と黒の2色をご用意しております。
天然木の風合いをお楽しみいただけるよう、
木目を残したまま塗り上げる
「搔合」の技法を用いてお作りしております。

稲穂を上向きにしても。
気分やお好みでお使いいただけます。

裏面の角は薄く削っているため、テーブルから持ち上げるとき
静電気や摩擦が起きにくく、持ち上げやすいデザインです。

箸の上部が大きく斜めに削られた
伝統的な形状の「天削箸（てんけずりばし）」。
箸ができるまでのすべての工程を
日本の職人の手のみで行っております。

木材は、国産の天然木「ヒバ」を用いております。
建築材としても用いられるヒバは
水湿に強く頑強で、抗菌性も高いため
日々用いる箸に適した木材のひとつです。

日本の食の原点である稲穂を描いた国産箸。
日本の恵みを五感で味わっていただけましたら幸いです。
朱と黒の2色をご用意しております。

縁起の良い紅白梅を描いた木箱入りのセットは
朱と黒のペアのみでのご用意です。