端午の節句は、奈良時代の風習を起源に持つ
お子さまの健やかな成長を願う伝統行事。

こちらのページでご紹介いたしますのは、
コンパクトながら細やかな細工を施した五月人形です。

「一生にひとつの大切な節句人形を届け続けたい」
との想いから、約300年にわたり節句人形の美しさを
磨き続けてきた老舗人形屋、吉徳大光。

武家社会で生まれた重厚で力強い雰囲気が特徴の
吉徳大光監製・三代目大越忠保の江戸甲冑 飾兜と
宮内庁御用達の兜舞台セットをご紹介いたします。

初代からの伝統を受け継ぎ、
甲冑ひとすじのものづくりを続けている
伝統工芸士・三代目 大越忠保（本名：大越忠広）。

「忠保の兜」は時代考証を入念に行うことで
業界に広く知られており、高い評価を得ております。
膨大な資料を調べ、細部にわたって検証を繰り返し、
できる限りの情報を甲冑づくりに反映させているのです。

戦国時代、智、仁、勇の三徳をそなえた武将は
武士の理想とされていました。
忠保の兜もまた、同じ願いをもって作られています。

知性と仁徳と勇気をそなえて健やかに成長してほしい。
五月のまばゆいまでの陽光のように、
いつまでも輝き続けてほしい──。

そのような願いを込め作られた忠保の兜は、
大切なお子様やお孫様のお守りとなってくれます。

江戸兜は武家社会の中で生まれ発展してきたもので
重厚かつ力強い雰囲気が特徴です。

実戦用の兜をイメージして作られておりますので
シンプルで洗練された美しさがあり、男の子が真っ直ぐ
力強く成長するよう願う節句に相応しい飾兜かと存じます。

甲州印伝皮がモチーフの吹返しや艶やかな和紙小札など、
江戸甲冑は伝統的な意匠の趣を生かした作りが特徴的。
質実剛健の気風みなぎる力強さが魅力です。

華やかな隅金と黒のコントラストが映えるひし形のステージ。
ひし形は、魔除けの効果があり無病息災を願う吉祥文様で
端午の節句に相応しい形です。

兜を出したり仕舞ったりしながら、お子様とお話しする時間も
大切にしてほしい。そのような想いから、中に兜を
収納できるようにお作りしております。