創業1919年。宮内庁御用達の漆器専門店 『漆器 山田平安堂』公式オンラインショップ(WEB本店)
お椀 (飯椀・汁椀・吸物椀など)
お盆・ランチョンマット (丸盆・お膳など)
鉢・盛器・菓子器 (小鉢・サラダボウルなど)
重箱・一ヶ重 (重箱・和菓子セットなど)
お皿・銘々皿 (小皿・プレートなど)
酒器・屠蘇器 (盃・片口など)
インテリア・写真立 (花生・額・飾皿など)
小箱・手文庫 (小箱・文箱など)
ステーショナリー (万年筆・ペン立てなど)
箸・箸置・サーバー (カトラリー・菓子切など)
テー ブル小物 (楊枝入・薬味入など)
茶托 (茶托5枚組)
装飾品・小物類 (アクセサリーなど)
漆器はお手入れもお取扱いも 簡単です。是非気軽に、 身近にお取扱いください。
1919年 山田孝之助が日本橋に『山田漆器店』を 創業。京都の漆器屋で修行を積み、その雅やかな 漆器に魅了された一代目。 それから、95年もの年月を経て、四代目の現在。 私たち「漆器 山田平安堂」がその間、変わらず 持ち続けてきたもの… それは食器という日用品でありながら、 使って頂くお客様お一人お一人の生活を 華やかに彩り、平安堂の漆器を使って頂くことで 日常の瞬間を特別に演出したいという想い。 数十年の年月を経た平安堂。 新春に向けて、 私たち宮内庁御用達「漆器 山田平安堂」だからこそ ご紹介させて頂きたい逸品があります。 “熨斗蒔絵(のしまきえ) 三段重” 平安堂に熨斗蒔絵あり… そんなふうに伝えられてきた熨斗蒔絵。 膨大な工程。 熟練の蒔絵師をも「挑戦の領域だ」という蒔絵の技術。 蒔絵だけで2ヶ月近くかかるという膨大な製作期間…。 塗部という漆器の芸術家たちが作り上げる“雅の世界”。 お重箱は代々そのご家庭を見守り、お正月という ハレの席を一層華やかな空間へと変えてくれる、 人を魅了する食器です。 だからこそ 平安堂が誇り、守り、受け継いできた想い、 技術の全てをかけて、私たちは こちらのお重箱をご紹介させて頂きます。
お重箱。 それは、古くから新年を迎えるという習わしを大切に 暮らしてきた私たち日本人にとって、特別な一家の器。 手にするたびに身が引き締まる思い。 時を重ねてより深みを増した塗りの色合いは、 代々、守り、受け継がれていくごとに ますます我が家の食卓の“顔” としての存在感を 増していくように思います。 平安堂が来春に向けてお贈りするこの作品は、 “歴史が刻まれていく我が家の宝飾品” 守り、受け継いでいくもの。 それに必要な要素は何でしょう。 価値?品格?名誉?… 考える人によって異なるものかもしれません。 ですが、私たち平安堂が考えるたった一つの要素、 それは “見る人誰しもの心を魅了する…一瞬を演出できること” 平安堂一代目が雅やかな漆器に魅了された… その一瞬と同じような時を感じていただけるような 一つの宝飾品。 生活が和から洋へと変わっても、そしてこれから 変化し続けてもなお、 見る人誰しもの心を魅了する… 一瞬を演出できる器。 それが、 「熨斗蒔絵 三段重」です。
都心から数時間離れ、 まるで喧騒から逃れるかのようにひっそりと佇む山間。 そこに平安堂が皇室や外務省を通じて各国の 大使館へも贈られる漆器の製作を担う塗部たちの 工房があります。 木地師、塗り師、蒔絵師… どの塗部からも数十年の時を漆器にかけてきた… そんなプライドを感じる工房。 何かに没頭し、前人の残した素晴らしいものを継承する ということは、人間に「霊的な誇り」さえもたらすのかも しれません。 その中でも、この熨斗蒔絵三段重の製作にあたっては、 蒔絵師の存在、蒔絵師の卓越した技量に誰しもが 驚かされることとなりました。 左の写真は、蒔絵師が今年の春に図案としておこした 熨斗蒔絵。 一級の木地師、塗り師たちから手渡された重箱に 塵一つたつことの許されない静寂な工房で、 描いては乾燥…を地道に繰り返す。 平安堂に熨斗蒔絵あり… そう伝えられてきた通り、「熨斗蒔絵三段重」は そう言われるだけの膨大な時と多くの技量、 そして、塗部たちのプライドを感じる逸品です。
蝋色(ろいろ)塗りという漆器の技法を 皆さんはご存知ですか? それは、器の表面を炭で研ぎ、 油を含まない黒又は色のついた漆を塗り立てし 表面を研いでから摺り漆を数回行い、 そして最後になたね油と鹿の角粉などを使い、 手作業で磨き仕上げを行う技法。 ※摺り漆とは、 生漆を布や綿などで木地に摺りこみ、ムラになっている余分な漆を 紙でふき取り乾燥させる作業のことです。 蝋色塗りの特長、それは 蝋のような しっとりとしたツヤのある深みの有る仕上がりになること。 漆の表面を鏡のように美しく仕上げるために 職人が長い経験とカンをいかしながら、 一つ一つ丁寧に仕上げていきます。 炭を焼く職人も減少してしまった現在では 大変貴重な仕上げとなります。 このお重箱にも、蝋色塗りの技法を使用しています。 そのため、吸い込まれるように深い、 独特の深い黒さが美しい漆器が生まれるのです。
← 熨斗蒔絵の中には、 伝統的な吉祥な絵柄が細かに描かれている。 梅、松、菊、葵、鳳凰、流波… と思わず見入ってしまうほど。 特に、塗り上がったばかりの今だから純粋な 輝きを見せる 菊の銀蒔絵部分は必見。 これから時を経て、錆と共に感じることの出来る 銀蒔絵のあじも、楽しみな仕上げとなる。
商品番号 ju-noshimakie
販売価格1,800,000円(消費税込:1,980,000円)
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