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    春は、長い冬がようやく終わって、気持ちから華やいでくるようなシーズン。 せっかくなので、器も華やかになるようなものを使っていただきたいな、と。
    料理って、毎日のことですから、どうしても同じようになってしまったり、マンネリ化してしまうこともあると思うんです。 そんな時、例えば新しい器があることによって、普段とはちょっと違う盛り付けを試してみようかなとか、ちょっと料理を頑張ろうかなっていう気分になることもあるかもしれない。
    そういう後押しを、平安堂の器でできたらとても嬉しいですね。

    この「四方皿 白檀」は、私もとても好きな器です。 もともと四方皿は、茶道でお菓子を盛るのに用いられてきた器ですが、それを平安堂らしく仕上げて、今は何にでも使える器としてご紹介しています。

    見慣れない形なので、ちょっと勇気がいるかもしれませんが、この器が1枚あると、食卓がぱっと華やぐと思います。 また、家族分の枚数を揃えなくていいので、案外取り入れやすいのではないでしょうか。
    普段の料理はもちろんですが、フィンガーフードなんかをのせてもとても綺麗ですよ。

    四方皿と同じように、「シャンパンクーラー 白檀」も、ひとつ持っていればライフスタイルがぐっと豊かになる器だと思っています。
    暖かくなって、みんなで集まろうか、お花見でもしようか、とそういう時にワインやシャンパンが漆器のクーラーで冷やしてあったら「この家やるな」と、お客様も喜んでくれるのではないでしょうか。
    ちょっと大きさはありますが、軽いので取扱も簡単ですし、使わないときも仕舞い込まずに敢えてインテリアとして使ってもいいかもしれません。
    白檀塗りの器は、光によって見え方が変わるので、そういった意味でも春の器としておすすめなんです。
    単純に、見栄を張る器が一つや二つあってもいいですよね(笑)。

    今まで漆器にあまり馴染みがなかったという方にもチャレンジしていただきたいのが、こちらの「みつ飴シリーズ」の器。
    今ご紹介している小判皿は、どちらも使い勝手が良くてわが家でも大活躍しています。 一人分に丁度いいサイズなので、サラダや煮物、グラタンなんかも入れて使うこともありますよ。 見た目も軽やかで、新しい感じがするので、初めてでも手に取りやすいのではないでしょうか。
    同じ色で揃えるのはもちろんですが、カラフルに3色並べてもテーブルが華やぎます。 特にニッキは、平安堂らしい色といいますか、落ち着いていて上品なので気に入っています。

    この器、実はうちの若い職人が「こんなの作りませんか」って持ってきたアイデアなんです。
    表面にウレタンをかけて仕上げることで、漆だけでは表現できない「透け感」を表現しているんですよね。 漆職人の技術で作った、新しい塗り物といいますか。 そのアイデアを持ってきた職人は、うちで育ててきた職人なんですが、慣れてきたころに「ちゃんと存在意義を示せる職人になりなさい」という話をしたことがあって。 そしたら次に会った時に、自分から企画を持ってきてくれて。しかもそれがお客様にもご好評いただいている商品になっているというのは、当主としてもとても嬉しいですね。

    そういった意味でも、「みつ飴」シリーズは平安堂にとっても新しいチャレンジの詰まった器。 この春から何か新しいことを始める人にも、気軽にお使いいただけたらと思っています。