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  • 宮内庁御用達【漆器 山田平安堂】










    「呉籐友乗(ごとうゆうじょう)」という作家をご存じでしょうか。

    「呉籐友乗」とは、文政時代から続く漆工の名前
    【 昭和の名匠 】との名が高い七代目呉籐友乗は
    明治38年に石川県江沼郡山中町に生まれ、
    祖父、および父の「友乗」に師事しました。

    昭和31年に、第3回日本伝統工芸展初入選

    また43年には日本工芸会長賞を受賞するなど
    山中漆芸界の重鎮として活躍し、
    また「線刻」と呼ばれる技法を創案したことでも有名です。


    本日は、七代目呉籐友乗が生前、手ずから作り上げ
    平安堂に提供して下さった数々の逸品の中から、
    特にこの季節に相応しい「梅」を意匠として取り扱った作品を中心に
    ご紹介させて頂きます。

    「小吸物椀 鶯宿梅」「浮箸」そして「青海盆 梅文」
    昭和の名匠が創り上げた逸品を、どうぞお楽しみ下さい。



    天暦年間(947―956)に、村上天皇が
    御所清涼殿の梅が枯れたのを知り
    紀貫之の娘の庭にある美しい紅梅を
    移植させようとしました。

    ところがこの梅を大切に育ててきた娘は悲しみ
    歌を書いた短冊を枝につけて献上したのです。

    「勅なれば いともかしこし 鶯の
    宿は問はば いかが答えむ」

    (恐れ多くも天皇のご命令ですからこの梅を献上いたしますが、
    この梅を住処とする鴬がまた今年も飛んできて
    『私の家はどこ』と聞いてきたら私は何と答えればよいのでしょう


    その風流に感動した天皇は、梅に名を与え、
    元の庭に戻させたと言います。

    その梅の名が鶯宿梅(おうしゅくばい)なのです。

    伝統ある鶯宿梅の意匠を
    施したこの椀。
    口の部分(口造り)が反った
    「端反
    (はぞり)」と呼ばれる
    形が特徴的です(写真上参照)

    シャープな美しさがあり、
    見た目も上品ですし、また
    口当たりが優しく、飲み易い
    という実用的な効果も


    シンプルで現代的な
    洋食器との組み合わせで
    新しい“和”のテイストを
    味わうのも楽しい朱の揃え。

    日々の食卓を華やかに
    彩るだけでなく、お正月など
    ハレの場にも使いたい
    金の揃え。

    それぞれ一つ一つの椀に
    手書きで模様を施しました。

    普段の生活の中でお楽しみ
    頂きたい
    、匠の名品
    です。




    この箸が名前に冠する「浮」とは何のことか
    お分かりになりますか?
    その答えは、この箸の形状と、模様にあります。

    細い紡錘状の形状に、何本もひかれた細い線。
    そう、この意匠のは釣りに使用する
    「浮き」をモチーフに考え出されました


    食卓に毎日当たり前のように並ぶ“箸”に
    一ひねりの遊び心を加えたこの【浮箸】

    座興杯や露堂堂といった
    粋な遊び心を感じさせる作品を数多く遺した
    友乗ならではの作品と言えるのではないでしょうか。

    大きな箸は取り箸として。
    角箸は普段使いとして食卓に。

    名匠の遊び心を感じさせる「粋」な一品を
    どうぞ お楽しみ下さい。



    一見木を削りだして創り上げた「盆」に見えるこの作品。
    しかし、実は【乾漆(かんしつ)】という技法で作られた
    大変珍しい作品です。

    「乾漆」とは、木を使用して形を生成するのではなく、
    麻布を数枚、糊漆で貼り重ねて素地を作る
    技法のこと
    を言います。

    中国の唐代に考え出されたこの技法はやがて
    奈良時代に日本にもたらされ、
    金銅や木彫とは異なった独特の柔らかさと光沢を持ち
    繊細な表現が可能
    であったことから、
    “仏像”の作成に多く使われました。

    古代日本の遺跡から発見されたりと
    漆は非常に丈夫な素材ですし、
    また麻布を使用しているので驚くほどの軽さが特徴です。

    興福寺の十大弟子像などは、「乾漆」で造られていたために
    火事のときに容易に持ち運べて災難を免れたという逸話があります。



    軽く丈夫。また曲線の造形も簡単なので
    表現の幅が広い「乾漆」ですが、
    一つの器を作り上げるのに漆を大量に使い
    また大変手間がかかるので、
    昨今ではあまり使用されない技法となってしまいました。

    この作品【青海盆 梅文】は、数ある平安堂の作品の中でも
    「乾漆」を使用した大変珍しい作品です。

    何気なく手に持って驚くその軽さ。
    この大きさのお盆としては非常に軽く仕上がったのは、
    乾漆の技法を用いたからこそ。

    また外側から内側にかけて描いた緩やかな曲線は
    乾漆技法ならではの繊細な上品さが漂います。



    普段の食卓に満開の梅の薫りを呼ぶ、
    一面に一重咲きの紅梅があしらわれた雅な盆。
    匠が創り上げた、春の薫り漂う逸品をお楽しみ下さい。






    15年〜20年経った木から約200グラムしか取れない漆。

    明治のはじめ、 日本の生漆の全国生産量は
    年間で約1000トンありましたが、 今ではわずか
    1トンしか生産されていません。

    そんな希少な国産の漆を、
    小吸物椀 鶯宿梅 端反、青海盆 梅文、浮箸では
    全ての工程において使用致しました。

    素材にまで気を使った
    本物の上質さがこだわりです。



    代表取締役
    山田 健太


    平安堂の山田です。こんにちは。

    今回も引き続き、故呉藤友乗氏の作品にフォーカスした
    逸品の品々をご紹介させていただきます。

    今回は、春の訪れを前に、「梅」というテーマで
    製作された作品となります。

    先にご紹介の通り、故呉藤友乗氏の手がけた作品の特徴は、
    卓越した技法や厳選された素材だけではない、
    独特の雰囲気にございます。

    今回の小吸物椀のシルエット。箸の配色。青梅盆の独特の梅文。

    いずれも、オリジナリティに富み、
    それでいて、趣き溢れる漆工芸の良さが
    表現できていると確信しておりますし、
    私自身も感嘆しております。

    決してお安いものではないかもしれませんが、
    相応以上の品であることも事実です。

    生涯の器として、どうぞご検討下さい。










    ■仕様■  
    漆塗/木製品  
    ※漆には全て、大変貴重な国産の漆を使用しております。





    『小吸物椀 鶯宿梅 端反』

    『小吸物椀 鶯宿梅 端反』

    送料無料

    商品番号 kosuimono-ousyukubai




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    ※今後の製作予定はございません。
     予めご了承くださいませ。
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    販売価格110,000円(消費税込:121,000円)

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