蒔絵万年筆

万年筆。

使い込んでいくうちに持ち手の書き方に馴染んでいき、より心地よい書き心地を生む万年筆。そんな万年筆に魅了され、一生モノをお探しの方も多いのではないでしょうか。

万年筆に伝統工芸である蒔絵を施した「蒔絵万年筆」は、その立体的な美術描写が生み出す精緻さ、流麗さが魅力的な存在です。究極の和モダンといっても過言ではない、漆器の万年筆をご紹介いたします。

漆器・蒔絵万年筆の魅力。

蒔絵万年筆2

蒔絵万年筆・・・それは、技術の限りを尽くした美術品・嗜好品。漆黒のボディに蒔絵の装飾が輝く万年筆は、一生モノの万年筆を探す上で避けて通れない一品です。

使用するタイミングを見極め、ここぞという時にだけ使いたい、豪華絢爛な装飾のもの。

普段使いはもちろん、ビジネスシーンにおいても、華やかでありながら、決して必要以上の自己主張はしない凛とした佇まいのもの。

今も、5年後も、10年後も、見て、触れて、美しいと思える作品に出会えたなら、こんなに嬉しいことはありません。どの作品を自分の手元に置くか悩む時間すら贅沢な、珠玉の一品です。

世界に漆器をJAPANと言わしめた、蒔絵の魅力。

蒔絵万年筆3

蒔絵(まきえ)とは、漆器に漆を用いて絵や文様を描き、金銀粉を蒔いた後、さらに磨き上げる漆芸を代表する伝統技法のことを言います。

19世紀、パリで行われた万博において西欧の人々に日本の芸術、日本の文化力を知らしめたと言われるのが、この蒔絵という技法です。

平安の雅を愛した貴族、時代を謳歌した豪族、武家たち・・・。そして、言葉も文化も精通してなかったかつての西欧の人々の心をも魅了した。精巧で華やかな蒔絵の美。漆器の蒔絵万年筆は、そんな日本が誇る普遍的な美を手元で堪能できる贅沢な一品です。

艶やかに光る黒い塗装面に、重厚な黄金の輝きが映える蒔絵、また彩り鮮やかな螺鈿の漆工芸は、とくにヨーロッパの富裕層のあいだで評判となり、日本という東方の未知の国を象徴する物品として珍重された。一七世紀から一八世紀の文献に登場する「ジャパン japan」の語は、広義の塗物を意味するが、それは、このような日本製漆器愛好を背景としている。

国立歴史民俗博物館『企画展示 URUSHIふしぎ物語 -人と漆の12000年史-』(歴史民俗博物館振興会、二〇一七)一八七頁

おすすめの漆器の万年筆4選

ここからは、おすすめの蒔絵万年筆をご紹介いたします。究極の装飾美を堪能するもの、日常使いするなかで静かにその美を感じるもの・・・。ご予算に応じて、素敵な一品をお探し下さい。

山田平安堂 × セーラー万年筆 

セーラー万年筆と山田平安堂の共同作品。秀逸な書き味を備えた「セーラー万年筆」のボディを、老舗漆器店「山田平安堂」が艶やかに漆塗し、伝統工芸「蒔絵」を施した一品。
ビジネスでも自然に用いることができる、凛とした美しさが特徴。日常使いする中のふとした瞬間に、その美を堪能したい。

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NAMIKIエンペラー コレクション ベスト型 金魚 中字

蒔絵万年筆の最高峰ブランド、Namikiの最高位のシリーズ。およそ80年もの昔に製作された大型蒔絵万年筆。こちらはクリップのない、全周にわたり美しい絵柄が堪能できるモデル。

世界一級の蒔絵工芸といえる一品。

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NAMIKI ユカリ コレクション 螺鈿 天の川 細字

蒔絵万年筆の最高峰ブランド、NamikiのYUKARIシリーズ。四季折々の自然を、絵柄に合わせた技法で表現している。螺鈿の月光のような輝きと漆黒のコントラストがその場の光によって異なる色彩を見せる。使う度に新しい美の発見がありそうな一品。

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プラチナ万年筆 本漆螺鈿蒔絵『オーロラ』

日本が世界に誇る万年筆ブランド「プラチナ万年筆」から、蒔絵のモチーフとしてはめずらしい“オーロラ”を、螺鈿蒔絵で表現した万年筆。3種類の大きさの金の梨地粉を蒔いた後、漆を全面に塗り研ぎ出すことで、奥行きのある輝きと光沢が生まれ、漆黒とのコントラストをひときわ美しく強調している。

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まとめ

高い技術を用いた作品ほど、制作に時間もかかり、機会を逃せば入手困難となる可能性もあります。気に入った作品があれば、早めに問い合わせるのが良いでしょう。

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