【二十四節気】処暑(しょしょ)とは?意味やこの季節に旬を迎える食べ物などをご紹介

処暑(しょしょ)は、二十四節気のひとつ。
現在の暦では8月23日頃からの、厳しい暑さがようやく和らいでいく期間を言います。
こちらでは処暑について、意味や七十二候、旬の食べ物などをお伝えします。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
処暑は「暑さがおさまるころ」

処暑(しょしょ)は日本の季節の目安となる二十四節気の一つで、「暑さがようやくおさまり、和らいでいくころ」を指します。
日中はまだ夏の名残が残るものの、朝夕には涼しい風が通り、虫の音が聞こえはじめる頃でもございます。
うつろう季節の狭間で、少しずつ秋の気配が深まっていく時期と言えるのではないでしょうか。
2026年の処暑は8月23日(日)〜9月6日(日)。
9月7日(月)からは次の節気「白露(はくろ)」です。
残暑見舞いとは?

処暑の頃に送るご挨拶が「残暑見舞い」です。
残暑見舞いは、立秋(8月7日頃)を過ぎてもなお暑さが続く時期に、お相手の体調を気遣って送る、晩夏のご挨拶状。
一年でもっとも暑い盛りに送る「暑中見舞い」に対して、暦の上では秋を迎えたあとの厳しい残暑を見舞うものでございます。
残暑見舞いを送る時期は、立秋から処暑の終わりごろ、おおむね8月末までが目安とされています。
遅くとも9月初旬までにはお届けするのが良いとされていますので、処暑はまさに残暑見舞いをしたためるのにふさわしい頃合いと言えるのではないでしょうか。
七十二候では「綿柎開」「天地始粛」「禾乃登」
二十四節気のそれぞれを「初候」「次候」「末候」の三つに分けたものが「七十二候」です。 8月23日〜9月6日頃は七十二候で「綿柎開」「天地始粛」「禾乃登」となります。
綿柎開(わたのはなしべひらく) 8月23日頃〜

処暑の初候は「綿柎開(わたのはなしべひらく)」。
綿の実を包む萼(がく)が開き、中から白くふわふわとした綿毛が顔をのぞかせるころのことを言います。
「柎(はなしべ)」とは、花のがくを意味する言葉。
やがて摘み取られた綿は、糸や布となって暮らしを支えてまいりました。
天地始粛(てんちはじめてさむし) 8月28日頃〜

8月28日からは、「天地始粛(てんちはじめてさむし)」。
天地に満ちていた暑さが、ようやく鎮まりはじめるころのことです。
「粛」には、縮む・鎮まる・おさまるといった意味があり、夏の勢いが静かに衰えていく様子を表しています。
空の高さや雲の形にも、少しずつ秋の訪れが感じられる頃ではないでしょうか。
禾乃登(こくものすなわちみのる) 9月2日頃〜

処暑の末候は「禾乃登(こくものすなわちみのる)」。
「禾(のぎ)」は稲などの穀物を表す言葉で、田の稲が実り、穂を垂れるころのことを言います。
黄金色に色づいた稲穂が頭を垂れる景色は、実りの秋の到来を告げてくれます。
台風の多い季節でもあり、農家にとっては収穫を前に気の抜けない頃でもございました。
処暑の頃に旬を迎える食べ物

処暑の頃は、夏の名残と秋の走りが食卓に並ぶ、実り豊かな季節です。
みずみずしい梨やぶどう、いちじくといった果物が旬を迎え、かぼちゃやみょうが、すだちなども美味しくなります。
魚介では、秋刀魚が出はじめる頃。
また、末候「禾乃登」が示すように、地域によっては新米が実りはじめます。
夏の疲れが出やすい時期でもございますので、旬の恵みをいただいて、季節の変わり目を健やかにお過ごしいただけましたら幸いです。
処暑の行事・イベント

処暑(8月23日〜9月6日)の頃には、以下のような行事・イベントがあります。
・二百十日(9月1日頃)
・防災の日(9月1日)
・おわら風の盆(9月1日〜3日)
立春から数えて210日目にあたる「二百十日(にひゃくとおか)」は、台風が多いとされる厄日のひとつ。
稲が開花を迎える大切な時期に台風が重なりやすいことから、古くから農家の間で警戒されてきました。
同じ9月1日は「防災の日」でもあり、富山では風を鎮める願いを込めた「おわら風の盆」が行われます。
処暑にまつわる豆知識
ここからは、処暑にまつわる豆知識をご紹介します。
暑中見舞いと残暑見舞いの違いは?
この時期のご挨拶状には「暑中見舞い」と「残暑見舞い」があり、どちらをいつ送ればよいか迷う方もいらっしゃるかもしれません。
大きな違いは、送る時期にございます。
暑中見舞いは小暑から立秋の前日まで、残暑見舞いは立秋から処暑の終わりごろまでに送るのが目安とされています。
どちらもお相手の健康を気遣う心は同じですが、暦の上で秋を迎える立秋を境に、呼び名が移り変わってまいります。
| ご挨拶 | 送る時期の目安 | 込める気持ち |
|---|---|---|
| 梅雨見舞い | 梅雨明け前まで | 長雨の時季を気遣う |
| 暑中見舞い | 小暑〜立秋の前日 (7月7日頃〜8月6日頃) | 盛夏の暑さを見舞う |
| 残暑見舞い | 立秋〜処暑の終わり (8月7日頃〜8月末頃) | 立秋後の残暑を見舞う |
処暑は、ちょうど残暑見舞いを送る時期の締めくくりにあたります。
うっかり時期を逃してしまいそうな方は、処暑を一つの目安とお考えいただくのも良いかもしれません。
処暑は日付が変わる?
2026年の処暑は8月23日に始まりますが、二十四節気は太陽の動きをもとに決められているため、年によって多少日付に変化がございます。
ただし処暑の日付が大きくずれることはなく、日本ではだいたい8月22日〜8月23日の間に始まります。
[年ごとの処暑の日付]
2024年8月22日
2025年8月23日
2026年8月23日
2027年8月23日
2028年8月22日
2029年8月23日
2030年8月23日
処暑にまつわるよくあるご質問
処暑について、よくある質問をまとめました。
処暑は「しょしょ」と「しょうしょ」どちらが正しい読み方ですか?
処暑は「しょしょ」と読みます。
よく似た響きの「小暑(しょうしょ)」は7月上旬の節気で、まったく別の二十四節気にあたります。
「暑さがおさまる」処暑と、「本格的な暑さがはじまる」小暑は、季節も意味も異なりますので、お間違えのないようご注意いただけましたら幸いです。
処暑の頃の時候の挨拶には何を使えばよいですか?
手紙やはがきの書き出しには、「処暑の候」「残暑なお厳しき折」「新涼の候」といった時候の挨拶がよく用いられます。
暑さが和らぎはじめる季節感を添えることで、季節の移ろいを大切にする心遣いが伝わるのではないでしょうか。
処暑の頃の贈り物には、どのようなものがふさわしいですか?
残暑見舞いを兼ねた贈り物や、季節の変わり目を彩る器などがおすすめです。
夏の名残を楽しめる涼やかな品から、実りの秋を思わせる意匠まで、うつろう季節に寄り添う品をお選びいただくのが良いでしょう。
処暑のころにおすすめ。山田平安堂の漆器ギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、夏から秋へと移りゆく処暑の頃の食卓を豊かに彩る器を、多数ご用意しております。
大切な方へのギフトにも安心してお選びいただけますよう、熨斗・ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
※表示価格は2026年10月1日現在のものです。
名残の夏を楽しむ、遊び心あふれる「すいか皿」
商品名:すいか皿
価格:7,700円(税込)~
夏を象徴するすいかを、遊び心溢れるお皿としてお作りいたしました。
みずみずしい果肉と種までを丁寧に描いた一枚です。
和菓子や涼菓をのせれば、名残の夏を惜しむ食卓のアクセントに。
季節の移ろいを楽しむ贈り物としてもおすすめです。
月を待つ夜に寄り添う、白漆の「丸皿 月うさぎ」
商品名:丸皿 月うさぎ
価格:7,700円(税込)
漆器の伝統色のひとつである「白漆」のプレートを、満月に見立てた器です。
処暑を過ぎると、いよいよ月の美しい季節が近づいてまいります。
秋の入り口を感じさせる、愛らしい一枚です。
日本酒を美味しくいただく「ぐい呑」
商品名:ぐい呑 月に稲穂
価格:19,800円(税込)
実りを迎えた稲穂と月を、繊細に描いたぐい呑です。
末候「禾乃登」が示すように、処暑は稲が実る収穫前の季節。
新米や新酒を味わう晩酌のひとときに、実りの秋を映す一献はいかがでしょうか。
お酒を好まれる方への贈り物としても喜ばれる品です。
秋の七草を描いた「手文庫 秋草」
商品名:手文庫 秋草
価格:22,000円(税込)
萩やすすきなど、秋の七草を蒔絵で描いた手文庫(文箱)です。
レターサイズの便箋や書類を収められ、机辺を上品に整えてくれます。
残暑見舞いや秋のお便りをしたためる季節に、手元へ置きたくなる一品。
うつろう季節を愛でる方への贈り物としてもおすすめです。
うつろう季節に映える、溜塗の「菊皿」
商品名:菊皿 溜(8寸)
価格:6,600円(税込)
透明感ある艶やかな「溜塗(ためぬり)」で仕上げた、菊の花をかたどったお皿です。
菊は、秋を代表する花であり、長寿や無病息災を願う縁起の良い意匠。
盛り皿や取り皿として、秋の食卓を華やかに彩ってくれます。
季節の移ろいとともに、末永くお使いいただける一枚です。


































































