秋の叙勲とは?お祝いの贈り物の選び方とマナーを解説

秋の叙勲を受けた方へのお祝いの贈り物について、何を選べばよいか迷われる方も多いのではないでしょうか。
日常ではなかなか経験することのない機会だけに、品物の選び方からのし紙のマナー、贈るタイミングまで、わからないことが多く戸惑われることもあるかもしれません。
こちらでは、秋の叙勲の特徴や贈り物のマナー、秋ならではの季節感を大切にした贈り物の選び方まで、丁寧にご説明いたします。
大切な方の晴れやかな節目に、心からの気持ちを添えるお手伝いができましたら幸いです。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
秋の叙勲とはどのような制度ですか?

叙勲とは、国家や公共のために長年にわたって尽力し、顕著な功績をあげた方に対して、国がその功労を称えて勲章を授与する制度のことをいいます。
叙勲は毎年2回、定例的に行われており、11月3日(文化の日)付けで実施されるものが「秋の叙勲」です。
秋の叙勲は年に一度の機会であり、受章はその方の長年の努力と真摯な歩みが国に認められた、たいへん名誉なことです。
その喜びをともに分かち合い、心からお祝いの気持ちを伝えることが、秋の叙勲祝いの大切な意味といえるでしょう。
秋の叙勲の発表・伝達のスケジュール
秋の叙勲に関連した主なスケジュールは、概ね以下のような流れになります。
10月中旬〜下旬:内閣府からの通知
受章が決定した方のもとに、内閣府から通知が届きます。
この時点で関係者へお知らせが広まることが多く、周囲からのお祝いの品が届き始めるのもこの頃からです。
11月3日(文化の日):叙勲の発令
官報に受章者名が掲載され、正式に叙勲が発令されます。
この日を基準として、一般にお祝いの品をお贈りになる方が多いようです。
11月〜12月頃:伝達式・祝賀会
受章者には後日、正式な伝達式が行われます。
各省庁や都道府県庁などで伝達が行われ、その後に祝賀会が開かれることもございます。
秋の叙勲と春の叙勲の違い
叙勲は年2回実施されますが、春と秋で大きな制度上の差異はございません。
秋の叙勲(11月3日付)は菊や紅葉の季節に重なり、静かに実りを讃える晩秋の雰囲気をまとっています。
一方、春の叙勲(4月29日・昭和の日付)は桜の季節にあたり、華やかな春の気配とともにお祝いの場が彩られます。
どちらの場合も、受章者の功績を称えるという意味は変わりません。
秋の叙勲においては、菊や秋草など晩秋の草花を意匠にあしらった贈り物を選ぶと、季節感が自然に重なり、より一層の温かさが伝わるのではないでしょうか。
秋の叙勲祝いのマナーについて

秋の叙勲のお祝いは、日常のお祝いとは異なる特別な意味をもつ場です。
贈り物のマナーをきちんと押さえておくことで、受章者の方への敬意が自然と伝わるのではないでしょうか。
のし・水引の選び方
秋の叙勲祝いの贈り物には、「紅白の花結び(蝶結び)」の水引をご使用ください。
花結びは何度繰り返してもよいおめでたいことに用いるものとされており、叙勲のような慶事にふさわしい水引です。
のし紙の表書きは「御祝」「御叙勲御祝」「受章御祝」などが一般的です。
受章した勲章の名称(「旭日章御受章御祝」「瑞宝章御受章御祝」など)を記載されると、より丁寧な印象になります。
なお「受賞」ではなく「受章」と記すのが正しい表記ですので、ご注意いただけましたら幸いです。
お祝いの相場
秋の叙勲祝いの贈り物の相場は、受章者との関係性によって異なります。
一般的には、個人でお贈りする場合は10,000円〜30,000円程度、法人や団体からお贈りする場合はそれ以上の金額になることも多いようです。
祝賀会に招かれている場合は、会費とは別に品物やご祝儀をご用意されるのが一般的です。
あくまでもひとつの目安ですので、日頃のご縁の深さやお付き合いの度合いに応じて、無理のない範囲でお選びいただくのがよいでしょう。
贈るタイミング
秋の叙勲は11月3日が発令日ですが、お知らせが届いた時点でお祝いを準備し始めると余裕をもってお届けできます。
一般的には、受章のお知らせをいただいてから1〜2週間以内を目安にお届けになるとよいでしょう。
伝達式が行われる場合は、式の前日までにお届けになるか、祝賀会にお持ちになる方も多いようです。
いずれの場合も、事前に受章者のご都合を確認された上でお贈りになると、より丁寧な印象を持っていただけるのではないでしょうか。
秋の叙勲のお祝いにふさわしい品物の選び方
秋の叙勲のお祝いの品は、受章者の長年の功績に添えるものとして、いくつかの点を意識してお選びになると選びやすくなるのではないでしょうか。
記念として手元に残るもの
秋の叙勲は人生の中でもとりわけ晴れやかな節目です。
消えてしまう消耗品よりも、手元にずっと残り、見るたびに受章の喜びを思い出せるような品をお選びになるのがおすすめです。
飾り皿や手文庫、上質な漆器など、日常の暮らしの中で大切に使い続けられるものが喜ばれます。
秋の季節感を大切にした品物
秋の叙勲という特別な機会には、秋らしさが感じられる意匠の品を選ぶのも喜ばれる工夫のひとつです。
菊や秋草など、秋に咲く草花を描いた漆器は、受章の時期の空気と自然に重なり、特別な贈り物としての印象をより深めます。
とりわけ菊は長寿と繁栄の象徴として古くから尊ばれてきた花であり、勲章にもあしらわれる格調ある意匠です。秋の叙勲のお祝いに、菊の意匠を添えてお贈りになるのはいかがでしょうか。
上質さと日本らしさが感じられるもの
叙勲祝いという特別な機会には、日本らしさと上質な仕立てが感じられるものがおすすめです。
受章者の方は様々な経験を通して、目の肥えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
叙勲は国からの表彰という意味をもつことから、伝統工芸品を選ばれる方も多くいらっしゃいます。
贈る相手の性別・年代・ライフスタイルに合わせて
受章者が男性か女性かによっても、喜ばれる品物は異なります。
男性には飾り物や酒器など、女性にはアクセサリーやジュエリーボックスなど、相手の暮らしを思い浮かべながらお選びになるとよいでしょう。
ご夫婦揃っての受章や、ご夫婦への贈り物には、ペアの器なども喜ばれます。
贈る相手・ご予算別の選び方の目安
| 贈る相手 | おすすめの品 | 目安の価格帯 |
|---|---|---|
| 男性の受章者へ | 飾り皿・ぐい呑み・手文庫 | 20,000円〜 |
| 女性の受章者へ | ジュエリーボックス・飾り皿・小箱 | 13,000円〜 |
| ご夫婦への贈り物 | ペアの酒器・飾り皿(ネームプレートセット) | 30,000円〜 |
| 法人・団体から | 飾り皿(ネームプレートセット)・名入れ対応品 | 50,000円〜 |
秋の叙勲のお祝いにおすすめのギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、秋の叙勲という晴れやかな節目にふさわしい贈り物を多数ご用意しております。
日本の伝統工芸である漆器は、古くからハレの日の贈答品としても選ばれてまいりました。
特別なシーンでの贈り物としても安心してお選びいただけますよう、熨斗・ラッピング(無料)サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。
※表示価格は2026年9月14日現在のものです。
受章の喜びを末永く飾る、胡蝶蘭の飾皿
商品名:飾皿 胡蝶蘭
価格:132,000円(税込)〜
叙勲お祝いの定番である胡蝶蘭を、蒔絵の伝統技法で描いた飾皿です。
胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」という意味をもつ縁起のよい花として知られており、おめでたい場の贈り物にたいへん重宝されてきました。
飾皿の胡蝶蘭はお手入れも簡単で、枯れることもございませんので、受章の記念として玄関やお部屋に飾り、長く愛でていただけるお品です。
ネームプレートや敷板とのセットもご用意しております。法人様からのご贈答にもお選びいただいております。
大切なものを静かに収める、秋草模様の手文庫
商品名:手文庫 秋草
価格:22,000円(税込)
秋の草花を描いた、趣ある手文庫です。
手文庫とは、書状や大切な書類を収める小箱のことで、古くから上質な贈り物として重宝されてきました。
受章後に手元に届く賞状や勲記(くんき)の保管にも、こうした丁寧な仕立ての箱はたいへん喜ばれます。
秋の叙勲のお祝いに、秋らしい上品な絵柄をあしらった手文庫をお選びいただけましたら幸いです。男女を問わずお使いいただけるお品です。
記念の一枚を美しく飾る、菊桜の写真立
商品名:写真立て / フォトスタンド(大)菊桜
価格:16,500円(税込)
国花である「菊」と「桜」を描いた写真立です。
菊は長寿・繁栄の象徴として古くから尊ばれてきた花であり、秋の叙勲(11月3日)の時期とも重なる、この季節にふさわしい意匠です。
勲章の伝達式やお祝いの席での記念写真を飾るお品として、受章者の方に末永くお使いいただけるのではないでしょうか。
秋の叙勲の記念に、菊の意匠を添えた写真立てをお選びいただけましたら幸いです。
二つの伝統技法が出会う、祝いの席にふさわしいぐい呑み
商品名:【江戸切子×蒔絵】ぐい呑み しぶき
価格:19,800円(税込)〜(単品)/ 49,500円(税込)(朱×黒ペア)
日本を代表する伝統工芸・江戸切子に、漆器の技法である蒔絵を組み合わせた、ここにしかないぐい呑みです。
底面には菊の紋様を切子で、側面には「しぶき」の模様を蒔絵で描きました。菊は長寿と繁栄を象徴する縁起のよい意匠であり、秋の叙勲の贈り物にもたいへんふさわしい一点です。
お酒がお好きな受章者への秋の叙勲祝いに、ひとしおの特別感を添える贈り物としておすすめいたします。
ご夫婦や二人への贈り物には、朱×黒のペアセットもご用意しております。
秋の彩りをそっと添える、蝶と蜻蛉のジュエリーボックス
商品名:ジュエリーボックス 蝶に蜻蛉
価格:19,800円(税込)
蝶と蜻蛉(とんぼ)を描いた、整った佇まいのジュエリーボックスです。
蜻蛉は古くから「勝ち虫」として縁起がよいとされ、秋の象徴としても日本の美意識に深く根ざした意匠です。
受章の記念に贈るアクセサリーと合わせてお届けするのはもちろん、単独の贈り物としても喜ばれます。
女性の受章者への秋の叙勲祝いとしてお選びいただけましたら幸いです。
秋の叙勲祝いに関するよくあるご質問
Q. 秋の叙勲はいつ発令されますか?
秋の叙勲は毎年11月3日(文化の日)付けで発令されます。受章者には事前に内閣府から通知が届き、11月3日に官報に受章者名が掲載される流れになります。その後、11月〜12月頃に伝達式が行われることが多く、お祝いの品は通知を受けてから1〜2週間以内を目安にお届けになるとよいでしょう。
Q. 秋の叙勲と春の叙勲のお祝いの仕方は違いますか?
お祝いの仕方やマナーに基本的な違いはございません。のし紙の表書きや水引の選び方、相場のご参考はいずれの叙勲でも同様です。秋の叙勲では、菊や秋草など晩秋の草花を意匠にあしらった贈り物を選ぶと、受章の時期と季節感が自然に重なり、より印象深い贈り物になるのではないでしょうか。
Q. 叙勲と褒章の違いは何ですか?
叙勲は、国家や社会に対して功績をあげた方に勲章を授与するものです。一方、褒章(ほうしょう)は、学術・芸術・スポーツ・社会奉仕など特定の分野で優れた行いや功績のあった方に授与されるものです。いずれも国が功労を称える栄誉ある制度ですが、授与の基準や対象が異なります。お祝いの仕方は基本的に同様で、のし紙の表書きに受章した内容を記載されるとより丁寧です。
Q. 秋の叙勲祝いに胡蝶蘭を贈るのは適切ですか?
はい、胡蝶蘭は叙勲祝いの贈り物としてたいへん一般的で、喜ばれることが多いお品です。「幸せが飛んでくる」という花言葉をもち、豪華で格調ある印象から、慶事のお祝いに広く用いられています。平安堂では、手入れ不要で枯れないといった理由から、胡蝶蘭を描いた飾皿もおすすめしております。
Q. 会社の取引先が秋の叙勲を受けました。お祝いのマナーを教えてください。
ビジネスの場での秋の叙勲祝いは、受章の通知を把握してから1〜2週間以内を目安にお祝いの品をお届けするのが一般的です。のし紙の表書きは「御受章御祝」「御叙勲御祝」などとし、社名と担当者名を記載します。予算の目安は取引の深さにもよりますが、20,000円〜50,000円程度が多いようです。法人様からのご贈答には、ネームプレートや名入れに対応した飾り皿などをお選びになると、より特別感が伝わりやすくなります。
Q. 秋の叙勲祝いにお返しは必要ですか?
叙勲を受けた方からのお返しについては、必ずしも必要ではないとされています。ただし、祝賀会を開いてお祝いしてもらった場合や、高額な品をいただいた場合には、内祝いや引き菓子などをお返しになる方も多いようです。受章者のご事情やお気持ちを大切にしながら、無理のない範囲でご対応されるとよいでしょう。

































































