叙勲のお祝いの贈り物|マナーと選び方のポイントを解説

叙勲を受けた方へのお祝いの贈り物について、何を選べばよいか迷われる方も多いのではないでしょうか。
普段なかなか経験することのない機会なだけに、品物選びからのし紙のマナーまで、わからないことが多く戸惑われることもあるかもしれません。
こちらでは、叙勲の意味や勲章の種類から、お祝いのマナー、贈り物の選び方まで丁寧にご説明いたします。
大切な方への気持ちを込めた贈り物選びの参考にしていただけましたら幸いです。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
叙勲とはどのような制度ですか?

叙勲とは、国家や公共のために長年にわたって尽力し、顕著な功績をあげた方に対して、国がその功労を称えて勲章を授与する制度のことをいいます。
日本の叙勲制度は明治時代から続く歴史ある制度であり、受章することは当人の長い努力と真摯な歩みが国に認められた、たいへん名誉なことです。
その喜びをともに分かち合い、心からお祝いの気持ちを伝えることが、叙勲祝いの大切な意味といえるでしょう。
勲章の主な種類
叙勲で授与される勲章には、いくつかの種類がございます。代表的なものをご紹介します。
大勲位菊花章(だいくんいきっかしょう)
日本の勲章制度における最高位の勲章です。
菊花章頸飾(きっかしょうけいしょく)と菊花大綬章(きっかだいじゅしょう)の二種類があり、外国の元首や日本の皇族など、国家の最高水準の功績・地位を有する方に授与されます。
一般の叙勲とは異なり、定例の春秋叙勲の対象にはなっておらず、特別の機会に授与される格別に格式の高い章です。
桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)
大勲位菊花章に次ぐ、日本で二番目に高い勲章です。
内閣総理大臣経験者など、国政の要職を担い卓越した功績をあげた方に授与されます。
桐の花はかつて鳳凰が宿る木とされてきた縁起ある意匠で、日本の公式な紋章としても広く用いられています。
旭日章(きょくじつしょう)
民間企業や団体などで顕著な功績をあげた方に授与される勲章です。
功績の内容に着目して授与されるという点が特徴で、旭日大綬章から旭日単光章まで6つの等級があります。
・旭日大綬章
・旭日重光章
・旭日中綬章
・旭日小綬章
・旭日双光章
・旭日単光章
瑞宝章(ずいほうしょう)
公務員や学校の教職員、医療・福祉の従事者など、公共的な業務に長年携わってこられた方に授与される勲章です。
勤続年数や職務内容をもとに授与の基準が設けられており、瑞宝大綬章から瑞宝単光章まで6つの等級があります。
・瑞宝大綬章
・瑞宝重光章
・瑞宝中綬章
・瑞宝小綬章
・瑞宝双光章
・瑞宝単光章
文化勲章(ぶんかくんしょう)
文化の発展や普及に功績のあった方に授与される勲章です。
芸術・学術・スポーツの分野などで卓越した成果を残した方が対象となります。
春の叙勲・秋の叙勲について
叙勲は、毎年2回、定例的に行われております。
4月29日(昭和の日)付けで実施される「春の叙勲」と、11月3日(文化の日)付けで実施される「秋の叙勲」が代表的なものです。
受章者には内閣府から通知が届き、その後に正式な伝達式が行われます。
お祝いの品を贈る際は、伝達式の日程を目安にお届けのタイミングを調整されるとよいでしょう。
叙勲祝いのマナーについて

叙勲のお祝いは、日常のお祝いとは異なる特別な意味をもつ場です。
贈り物のマナーをきちんと押さえておくことで、受章者の方への敬意が自然と伝わるのではないでしょうか。
のし・水引の選び方
叙勲祝いの贈り物には、「紅白の花結び(蝶結び)」の水引をご使用ください。
花結びは何度繰り返してもよいおめでたいことに用いるものとされており、叙勲のような慶事にふさわしい水引です。
のし紙の表書きは「御祝」「御叙勲御祝」「受章御祝」などが一般的です。
受章した勲章の名称(「旭日章御受章御祝」など)を記載されるとより丁寧な印象になります。
なお「受賞」ではなく「受章」と記すのが正しい表記ですので、ご注意いただけましたら幸いです。
お祝いの相場
叙勲祝いの贈り物の相場は、受章者との関係性によって異なります。
一般的には、個人でお贈りする場合は10,000円〜30,000円程度、法人や団体からお贈りする場合はそれ以上の金額になることも多いようです。
祝賀会に招かれている場合は、会費とは別に品物やご祝儀をご用意されるのが一般的です。
あくまでもひとつの目安ですので、日頃のご縁の深さやお付き合いの度合いに応じて、無理のない範囲でお選びいただくのがよいでしょう。
贈るタイミング
叙勲はおめでたいことですから、お祝いの品はなるべく早めにお贈りするのが良いとされています。
一般的には、受章のお知らせをいただいてから1〜2週間以内を目安にお届けになるとよいでしょう。
祝賀会が開かれる場合には、会の前日までにお届けになるか、当日会場にお持ちになる方も多いようです。
いずれの場合も、事前に受章者のご都合を確認された上でお贈りになると、より丁寧な印象を持っていただけるのではないでしょうか。
叙勲のお祝いにふさわしい品物の選び方
叙勲のお祝いの品は、受章者の長年の功績に添えるものとして、いくつかの点を意識してお選びになると選びやすくなるのではないでしょうか。
記念として手元に残るもの
叙勲は人生の中でもとりわけ晴れやかな節目です。
消えてしまう消耗品よりも、手元にずっと残り、見るたびに受章の喜びを思い出せるような品をお選びになるのがおすすめです。
フォトスタンドや飾り物、上質な漆器など、日常の暮らしの中で大切に使い続けられるものが喜ばれます。
上質さと日本らしさが感じられるもの
叙勲祝いという特別な機会には、上質さと日本らしさが感じられるものがおすすめです。
受章者の方は様々な経験を通して、目が肥えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
また、叙勲は国からの表彰という意味がありますので、日本らしさの感じられる、伝統工芸品を選ばれる方も多くいらっしゃいます。
贈る相手の性別・年代・ライフスタイルに合わせて
受章者が男性か女性かによっても、喜ばれる品物は異なります。
男性には飾り物や食器・酒器など、女性にはアクセサリーやジュエリーボックスなど、相手の暮らしを思い浮かべながらお選びになるとよいでしょう。
また、夫婦揃って受章された場合や、ご夫婦への贈り物には、ペアの器などもおすすめです。
叙勲のお祝いにおすすめのギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、叙勲という晴れやかな節目にふさわしい贈り物を多数ご用意しております。
日本の伝統工芸である漆器は、古くから格式ある贈答品として大切にされてきた品々です。
特別なシーンでの贈り物としても安心してお選びいただけますよう、熨斗・ラッピング(無料)サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。
※表示価格は2026年5月28日現在のものです。
受章の喜びを末永く飾る、胡蝶蘭の飾皿
商品名:飾皿 胡蝶蘭
価格:55,000円(税込)〜
叙勲お祝いの定番である胡蝶蘭を、伝統工芸で描いた飾皿です。
胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」という意味をもつ縁起のよい花として知られており、おめでたい場の贈り物にたいへん重宝されてきました。
飾皿の胡蝶蘭はお手入れも簡単で、枯れることもございませんので、受章の記念として玄関やお部屋に飾り、長く愛でていただけるお品です。
単品のほかに、ネームプレートや敷板とのセットもご用意しております。
記念の一枚を美しく飾る、菊桜の写真立
商品名:写真立て / フォトスタンド(大)菊桜
価格:16,500円(税込)
国花である「菊」と「桜」を描いた写真立です。
菊は長寿・繁栄の象徴として古くから尊ばれてきた花であり、桜とともに描くことで「春秋」を表します。
勲章の伝達式やお祝いの席での記念写真を飾るお品として、受章者の方に末永くお使いいただけるのではないでしょうか。
大切な節目をいつまでも思い出せる、記念の品としておすすめいたします。
大切なものを静かに収める、秋草模様の手文庫
商品名:手文庫 秋草
価格:22,000円(税込)
秋の草花を描いた、趣ある手文庫です。
手文庫とは、書状や大切な書類を収める小箱のことで、古くから上質な贈り物として重宝されてきました。
受章後に手元に届く賞状や勲記(くんき)の保管にも、こうした丁寧な仕立ての箱はたいへん喜ばれます。
日本の秋らしい上品な絵柄が、男女を問わずお使いいただけるお品です。
二つの伝統技法が出会う、祝いの席にふさわしいぐい呑み
商品名:【江戸切子×蒔絵】ぐい呑み しぶき
価格:19,800円(税込)〜(単品)/ 49,500円(税込)(朱×黒ペア)
日本を代表する伝統工芸・江戸切子に、漆器の技法である蒔絵を組み合わせた、ここにしかないのぐい呑みです。
底面には菊の紋様を切子で、側面には「しぶき」の模様を蒔絵で描きました。菊は皇室の紋章にもなっている花であり、長寿と繁栄を象徴する縁起のよい意匠です。
お酒がお好きな受章者への叙勲祝いに、ひとしおの特別感を添える贈り物としておすすめいたします。
ご夫婦や二人への贈り物には、朱×黒のペアセットもご用意しております。
晴れやかな節目に寄り添う、ひな菊の蒔絵ペンダント
商品名:ペンダント S ひな菊
価格:33,000円(税込)〜(ゴールド・シルバー)/ 44,000円(税込)(朱金)
小さなひな菊の花を蒔絵で繊細に描いた、クリスタルガラスのペンダントです。
金・銀・朱金から仕上げをお選びいただけますので、受章者の方のお好みや普段の装いに合わせて贈っていただけます。
女性の受章者への叙勲祝いとして、日々の装いに品よく添えられるアクセサリーをお探しの方におすすめいたします。
大切な装いを整える、春秋模様のジュエリーボックス
商品名:ジュエリーボックス 白檀春秋
価格:11,000円(税込)〜
春と秋を表す桜と紅葉の模様を白檀塗りで仕上げた、品の良いジュエリーボックスです。
白檀塗とは、箔の上から塗りを重ねることで、奥ゆかしい輝きを表現した技法。
受章の記念に贈るアクセサリーと合わせてお届けするのはもちろん、単独の贈り物としても喜ばれます。
女性の受章者への叙勲祝いとして、上品な漆の小箱をお選びいただけましたら幸いです。
叙勲祝いに関するよくあるご質問
Q. 叙勲と褒章の違いは何ですか?
叙勲は、国家や社会に対して功績をあげた方に勲章を授与するものです。一方、褒章(ほうしょう)は、学術・芸術・スポーツ・社会奉仕など、特定の分野で優れた行いや功績のあった方に対して授与されるものです。いずれも国が功労を称える栄誉ある制度ですが、授与の基準や対象が異なります。お祝いの仕方は基本的に同様で、のし紙の表書きに受章した内容を記載されるとより丁寧です。
Q. 叙勲のお祝いは現金と品物のどちらがよいですか?
叙勲のお祝いは、品物でも現金(ご祝儀)でも、どちらでも失礼にはあたりません。個人でのお付き合いの場合は品物を贈るケースが多く、会社や団体としての場合は現金をご祝儀としてお渡しするケースもございます。品物をお贈りになる場合は、記念として長く手元に残るものや、上質な日本の伝統工芸品などが喜ばれます。
Q. 叙勲祝いに胡蝶蘭を贈るのは適切ですか?
はい、胡蝶蘭は叙勲祝いの贈り物としてたいへん一般的で、喜ばれることが多いお品です。「幸せが飛んでくる」という花言葉をもち、豪華で格調ある印象から、慶事のお祝いに広く用いられています。ただし、生花は日持ちがしないため、より長くお楽しみいただける飾り物や漆器などと合わせてお贈りになるのもよいでしょう。
Q. 会社の取引先が叙勲を受けました。お祝いのマナーを教えてください。
ビジネスの場での叙勲祝いは、受章の通知を把握してから1〜2週間以内を目安にお祝いの品をお届けするのが一般的です。のし紙の表書きは「御受章御祝」「御叙勲御祝」などとし、社名と担当者名を記載します。予算の目安は取引の深さにもよりますが、20,000円〜50,000円程度が多いようです。法人様からのご贈答には、ネームプレートや名入れに対応した飾り物や記念品をお選びになると、より特別感が伝わりやすくなります。
Q. 叙勲祝いにお返しは必要ですか?
叙勲を受けた方からのお返しについては、必ずしも必要ではないとされています。ただし、祝賀会を開いてお祝いしてもらった場合や、高額な品をいただいた場合には、内祝いや引き菓子などをお返しになる方も多いようです。いずれも、受章者のご事情やお気持ちを大切にしながら、無理のない範囲でご対応されるとよいでしょう。




























































