【二十四節気】小暑(しょうしょ)とは?意味やこの季節に旬を迎える食べ物などをご紹介

【二十四節気】小暑(しょうしょ)とは?意味やこの季節に旬を迎える食べ物などをご紹介

小暑(しょうしょ)は、二十四節気のひとつ。
現在の暦では7月7日~7月22日頃で、七夕の頃からの約15日間を指します。

こちらでは小暑について、意味や七十二候、旬の食べ物などをお伝えします。



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宮内庁御用達 漆器 山田平安堂
宮内庁御用達漆器山田平安堂
創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
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小暑は「本格的な暑さがはじまる」ころ


小暑は「本格的な暑さがはじまる」ころ

小暑(しょうしょ)は日本の季節の目安となる二十四節気の一つで、梅雨が明け、夏の暑さがもっとも厳しくなるころのはじまりを指します。

この時期に出すのが「暑中見舞い」。
小暑から立秋までの一年でもっとも暑いとされる季節に、お互いをいたわって贈る手紙やプレゼントをこう呼びます。

2025年の小暑は7月7日(月)~7月21日(月)。
7月22日からは次の節気「大暑(たいしょ)」です。



暑中見舞いとは?


暑中見舞いとは?

小暑から次の節気である大暑にかけての時期には、「暑中見舞い」を送ります。

暑中見舞いは、普段なかなか会うことができない方や、お世話になった方へ送る、夏のご挨拶状。
一年でもっとも暑さが厳しい季節に、お相手を気遣って送ります。

暑中見舞いを送る習慣は江戸時代に生まれたと言われており、もともとはお盆に里帰りをする際に手土産を持参してご先祖様にお供えしていたものが、時代とともに郵送で届ける「ご挨拶」に変化していったそうです。

ちなみに小暑より前に送るものは「梅雨見舞い」、立秋以降に送るものは「残暑見舞い」と呼ばれます。



七十二候では「温風至」「蓮始開」「鷹乃学習」

二十四節気のそれぞれを「初候」「次候」「末候」の三つに分けたものが「七十二候」です。 7月7日~7月21日頃は七十二候で「温風至」「蓮始開」「鷹乃学習」となります。



温風至(あつかぜいたる) 7月7日頃~


小暑の初候「温風至」

小暑の初候は「温風至(あつかぜいたる)」。
温かく湿った風が南から吹いてくるころのことを言います。
のどかな雰囲気の名前ですが、梅雨明けのころの温かい風は、豪雨を連れてくることもあるため注意が必要です。



蓮始開(はすはじめてひらく) 7月12日頃~


小暑の次候「蓮始開」

7月12日からは、「蓮始開(はすはじめてひらく)」。
池や沼に浮かぶ蓮の花が咲くころのことです。
蓮はその清らかな姿から、神聖で縁起が良いとされている花。
特に仏教の世界では、お釈迦様との関連から非常に大切にされています。



鷹乃学習(たかすなわちわざをならう) 7月17日頃~


小暑の末候「鷹乃学習」

小暑の末候は「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」。
5月~6月に卵から孵った鷹の雛たちが、独り立ちの前に飛び方や狩りの仕方を覚えるころのことです。
大空高く飛ぶ鷹は、古くから縁起の良い鳥として、特に武士の間でも好まれてきました。



小暑の頃に旬を迎える食べ物


小暑の頃に旬を迎える食べ物

小暑の頃は、スイカやキュウリ、トウモロコシなど、夏の野菜やフルーツが旬を迎えます。

また、7月にやってくる、夏の「土用の丑の日」には、夏バテ予防として精のつく「鰻」を食べる習慣が広く根付いています。
もともとは冬がシーズンだった鰻を、夏にも売るためのプロモーション戦略からはじまったと言われている習慣ですが、香ばしい鰻に舌鼓を打って、熱い季節を元気に乗り切りましょう。



小暑の行事・イベント


小暑の行事・イベント

小暑(7月7日~7月22日)の頃には、以下のような行事・イベントがあります。

・七夕(7月7日)
・海の日(7月第3月曜日)
・土用の丑の日

7月7日は五節句のひとつ「七夕の節句(たなばたのせっく)」。
ちょうど笹竹が茂る季節であることから、別名「笹竹の節句」とも呼ばれます。

海の日はもともと7月20日でしたが、2003年のハッピーマンデー制度により第3月曜日と改められました。

土用の丑の日は年によって回数が異なり、2025年は7月19日(土)が「一の丑」、7月31日(木)が「二の丑」です。



小暑にまつわる豆知識


小暑にまつわる豆知識

ここからは、小暑にまつわる豆知識をご紹介します。



暑中見舞いとお中元の違いは?

小暑から立秋の前日までの期間に送る「暑中見舞い」と、7月~8月の時期に送る「お中元」はなにが違うのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
暑中見舞いが「夏の盛りに相手の様子を気遣う」役割を持っているのに対して、お中元は「上半期にお世話になった方へ感謝のギフトを贈る」という役割がございます。
そのため暑中見舞いは手紙やはがきといったものを送りますが、お中元では品物を贈ることが一般的です。

ただし場合によっては暑中見舞いとして品物を贈るケースもあります。



小暑は日付が変わる?

2025年の小暑は7月7日に始まりますが、二十四節気は、太陽の動きをもとに決められているため、年によって多少日付に変化があります。
ただし小暑の日付はそこまで大きくずれることはなく、日本ではだいたい7月6日~7月8日の間に始まります。
ちなみに1988年以降は、2024年を除いてほぼ毎年7月7日から小暑が始まりまっていました。

[年ごとの小暑の日付]
2024年7月6日
2025年7月7日
2026年7月7日
2027年7月7日
2028年7月6日
2029年7月7日
2030年7月7日



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※表示価格は2025年6月11日現在のものです。

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漆器 山田平安堂について

宮内庁御用達漆器山田平安堂について

1919年創業。宮内庁御用達を頂戴いたしました、先人達の伝統を大切にしつつ現代のライフスタイルに合い、オリジナリティーに富んだ新しい 漆器の提案を心掛けております。贈り物にもご自宅用にも、“思わず語ってしまいたくなるような器”をご提案させていただいております。



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