【二十四節気】立冬(りっとう)とは?意味やこの季節に旬を迎える食べ物などをご紹介

立冬(りっとう)は、二十四節気のひとつ。
立冬は現在の暦では11月7日・8日頃。
読んで字のごとく、冬のはじまりのことを指します。
こちらでは立冬について、意味や七十二候、旬の食べ物などをお伝えします。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
立冬は「冬のはじまり」
立冬(りっとう)は日本の季節の目安となる二十四節気の一つで、暦の上ではこの日から冬が始まります。
実際に本格的な冬らしさがやってくるのはまだもう少し先ですが、木枯らしが吹き、夏に比べて日が暮れるのが大分早くなったことが感じられます。
2024年の立冬は11月7日(木)~11月21日(木)。
11月22日からは次の節気「小雪(しょうせつ)」です。
七十二候では「山茶始開」「地始凍」「金盞香」
二十四節気のそれぞれを「初候」「次候」「末候」の三つに分けたものが「七十二候」です。 11月7日~11月21日は七十二候で「山茶始開」「地始凍」「金盞香」となります。
山茶始開(つばきはじめてひらく) 11月7日頃~

立冬の初候は「山茶始開(つばきはじめてひらく)」。
読みは「つばき」ですが、実際には「山茶花(さざんか)の花が咲くころ」のことを言います。
さざんかというと、童謡「たきび」の“さざんかさざんか咲いた道~♪”が思い出される方もいるかもしれませんね。
最近ではなかなか焚火をする機会も減っていますが、落ち葉やさざんかを目にしたら、お子さんと一緒に童謡を口ずさんでみてはいかがでしょうか。
地始凍(ちはじめてこおる) 11月12日頃~

11月12日からは、「地始凍(ちはじめてこおる)」。
空気が冷たくなり、霜柱が立っているのを見つけられる頃です。
金盞香(きんせんかさく) 11月17日頃~

立冬の末候は「金盞香(きんせんかさく)」。
水仙の花が咲いて、良い香りをさせるころのことを言います。
キンセンカという花もありますが、ここでいう金盞は、金の盃のように見える水仙の花のことです。
立冬の頃に旬を迎える食べ物

立冬の頃には、白菜や大根、えのきなど、鍋料理にぴったりの食材たちが旬を迎えます。
季節の変わり目に風邪をひかないよう、温かいお鍋を食べて身体を内側から温めるのがおすすめです。
ちなみに立冬の日でもある11月7日は、語呂合わせで「11(いい)7(な)べ=いい鍋の日」に制定されています。
魚介類では、ししゃもやブリに脂がのって美味しくなります。
果物ではビタミンCの豊富なキウイやりんご、みかんが楽しめます。
立冬の行事・イベント

立冬(11月7日~11月21日)の頃には、以下のような行事・イベントがあります。
・十日夜(11月10日)
・光棍節(11月11日)
・七五三(11月15日)
・ボジョレーヌーボー解禁日(11月21日)
光棍節(こうこんせつ)とは、中国のお祭りで「独身の日」のこと。
1のぞろ目である11月11日に合わせてお祝いします。
また、ボジョレーヌーボー解禁日は毎年11月の第三木曜日と決められており、2024年は11月21日です。
立冬にまつわる豆知識
ここからは、立冬にまつわる豆知識をご紹介します。
「小春日和」とはいつのこと?

ぽかぽかといいお天気が目に浮かんでくる「小春日和(こはるびより)」。
なんとなく冬の終わりに使いそうな言葉ですが、実は小春日和は「晩秋から冬にかけての温かく穏やかな日」に使う言葉です。
小春とは旧暦10月のことで、今でいうところの11月から12月初旬を指します。
つまり、立冬のころの気候のいい日を「小春日和」と呼ぶわけです。
春と入っているのに、実は秋~冬の言葉だったなんて、面白いですよね。
立冬と冬至の違いは?

「立冬(りっとう)」は冬の始まりの日。
それに対して「冬至(とうじ)」は一年で最も夜が長くなる、冬の真ん中の日のことを言います。
どちらも二十四節気のなかのひとつですが、季節のはじまりと真ん中とそれぞれ違う意味があります。
ちなみに「立冬」「立春」「立夏」「立秋」はあわせて四立(しりゅう)と呼ばれ、それぞれの前日が季節の分かれ目「節分」です。
現代では節分というと立春の前日、2月3日を指すのが一般的ですが、実は秋にも節分があったんですね。
立冬は日付が変わる?

2024年の立冬は11月7日ですが、2023年の立冬は11月8日でした。
二十四節気は、太陽の動きをもとに決められているため、年によって多少日付に変化があります。
ただそこまで大きくずれることはなく、日本では例年11月7日か8日になります。
[年ごとの立冬の日付]
2023年11月8日
2024年11月7日
2025年11月7日
2026年11月7日
2027年11月8日
2028年11月7日
2029年11月7日
2030年11月7日
立冬のころにおすすめ。山田平安堂の漆器ギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、立冬のころの食卓を豊かに彩る器を、多数ご用意しております。
大切な方へのギフトにも安心してお選びいただけますよう、熨斗・ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
※表示価格は2024年12月10日現在のものです。
炊き立てのご飯を美味しくいただく「めし椀」
商品名:めし椀 欅
価格:8,250円(税込)
毎日の食卓に欠かせないご飯のためのお椀を、漆器でお作りいたしました。
木製のめし椀は軽く、断熱性があるため、熱々のご飯を入れるのにも適しています。
今年の新米をもっと美味しく味わうための器としておすすめです。
グラデーションが美しい、彩りを楽しむめし椀
商品名:めし椀 桃・苔・藍
価格:11,000円(税込)
ぼかしの技法を用いて、美しいグラデーションを表現しためし椀です。
漆器の伝統色のひとつである白漆と、やわらかなピンクやグリーンの彩りをお楽しみいただけます。
ご家族で色違いを揃えるのもおすすめです。
箸の日に合わせて新調したい素朴な削り箸
商品名:削り箸 根来/曙
価格:3,300円(税込)~
天然木から職人が一本ずつ削り出して丁寧にお作りしているお箸です。
素朴な風合いと、漆塗りの豊かな表情をお楽しみいただけます。
11月11日の「箸の日」に合わせて、ご自宅用や贈り物にいかがでしょうか。
職人が手描きで描く三匹の猫が可愛らしい豆皿
商品名:豆皿 猫あつめ
価格:16,500円(税込)/3枚セット
木目の見えるすり漆の豆皿に、表情とポーズが違う3匹の猫をそれぞれ描きました。
思い思いのポーズですやすやと気持ちよさそうに眠る猫たちの姿に、思わず心がほっと緩むお皿です。
猫たちと一緒に、食卓から冬支度をはじめてみませんか?
冬の花「椿」を描いた美しい夫婦椀
商品名:夫婦椀 椿
価格:27,500円(税込)
寒さが厳しい季節に花を咲かせることから、おめでたいシンボルとして親しまれている「椿」。
こちらは、そんな紅白の椿を漆絵で艶やかに描いた夫婦椀です。
縁起の良い器ですので、長寿祝いや結婚祝いの贈り物にもご好評いただいております。