究極の和モダン。蒔絵が輝く漆器の高級万年筆4選をご紹介いたします
使い込んでいくうちに持ち手の書き方に馴染んでいき、より心地よい書き心地を生む万年筆。
そんな万年筆に魅了され、一生モノをお探しの方も多いのではないでしょうか。
万年筆に伝統工芸である蒔絵を施した「蒔絵万年筆」は、その立体的な美術描写が生み出す精緻さ、流麗さが魅力的な存在です。
究極の和モダンといっても過言ではない、漆器の万年筆をご紹介いたします。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
漆器・蒔絵万年筆の魅力とは?
蒔絵万年筆・・・それは、技術の限りを尽くした美術品・嗜好品。
漆黒のボディに蒔絵の装飾が輝く万年筆は、一生モノの万年筆を探す上で避けて通れない一品です。
使用するタイミングを見極め、ここぞという時にだけ使いたい、豪華絢爛な装飾のもの。
普段使いはもちろん、ビジネスシーンにおいても、華やかでありながら、決して必要以上の自己主張はしない凛とした佇まいのもの。
今も、5年後も、10年後も、見て、触れて、美しいと思える作品に出会えたなら、こんなに嬉しいことはありません。
どの作品を自分の手元に置くか悩む時間すら贅沢な、珠玉の一品です。
世界に漆器をJAPANと言わしめた、蒔絵の魅力。
蒔絵(まきえ)とは、漆器に漆を用いて絵や文様を描き、金銀粉を蒔いた後、さらに磨き上げる漆芸を代表する伝統技法のことを言います。
19世紀、パリで行われた万博において西欧の人々に日本の芸術、日本の文化力を知らしめたと言われるのが、この蒔絵という技法です。
平安の雅を愛した貴族、時代を謳歌した豪族、武家たち・・・。
そして、言葉も文化も精通してなかったかつての西欧の人々の心をも魅了した、精巧で華やかな蒔絵の美。
漆器の蒔絵万年筆は、そんな日本が誇る普遍的な美を手元で堪能できる贅沢な一品です。
艶やかに光る黒い塗装面に、重厚な黄金の輝きが映える蒔絵、また彩り鮮やかな螺鈿の漆工芸は、とくにヨーロッパの富裕層のあいだで評判となり、日本という東方の未知の国を象徴する物品として珍重された。一七世紀から一八世紀の文献に登場する「ジャパン japan」の語は、広義の塗物を意味するが、それは、このような日本製漆器愛好を背景としている。
国立歴史民俗博物館『企画展示 URUSHIふしぎ物語 -人と漆の12000年史-』(歴史民俗博物館振興会、二〇一七)一八七頁
漆器「山田平安堂」が贈るおすすめ蒔絵万年筆4選
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、秀逸な書き味を備えた「セーラー万年筆」に伝統工芸「蒔絵」を施した高級万年筆をご用意しております。
平安堂の蒔絵万年筆は、ビジネスシーンでもお使いいただきやすいモダンなデザインがご好評いただいております。
大切な方への贈り物としても承っておりますので、どうぞじっくりとご覧くださいませ。
龍の軌跡をイメージしたスタイリッシュな蒔絵万年筆
商品名:蒔絵万年筆 龍閃
価格:66,000円(税込)
雷鳴とともに空高く駆け抜ける龍の軌跡をイメージした金の刷毛目を、蒔絵で描いた高級万年筆です。
職人が描いている手描きならではの躍動感あふれるデザインをお楽しみいただけます。
黒とゴールドのコントラストが美しい一本です。
たゆまなく変化する水の流れを描いた蒔絵万年筆
商品名:蒔絵万年筆 流水紋蒔絵
価格:71,500円(税込)
淀みなく流れ続ける水の流れを描いた「流水紋」絵柄の蒔絵万年筆です。
流水紋は、厄を避けるという意味や、清らかであるという意味をもった日本の吉祥文様でもございます。
時とともに変化しながら、常に前を向いて進み続ける方に手にしていただきたい一本です。
リズミカルな伝統模様に遊び心を隠した蒔絵万年筆
商品名:蒔絵万年筆 網目
価格:82,500円(税込)
リズミカルな網目を、熟練の蒔絵師が手描きで描いた高級万年筆。
福を集める網の中には、小さなハートを描きました。
ちょっとした遊び心を楽しみたい方におすすめの一本です。
きらめく梨地塗が華やかな蒔絵万年筆
商品名:蒔絵万年筆 金梨地
価格:104,500円(税込)
厚く蒔いた金蒔絵を研ぎだすことにより、独特の輝きを表現している蒔絵万年筆。
こちらでご紹介している中でも、もっとも華やかな仕上がりでございます。
一生物の万年筆をお探しの方におすすめの一本です。