「瓢箪(ひょうたん)」はなぜおめでたい?縁起物として親しまれる由来をご紹介
漆器 山田平安堂|印籠 黒柿瓢蒔絵
古くからおめでたいモチーフとして親しまれてきた「瓢箪(ひょうたん)」。
身代わりのお守りや、無病息災を願う縁起物として大切にされてまいりました。
こちらでは、瓢箪が縁起物とされる由来や、瓢箪を描いたおすすめのギフトについてご紹介します。
宮内庁御用達 漆器 山田平安堂

創業1919年の漆器専門店・山田平安堂。
ハレの日の器から、日常の食卓を彩る器まで、ライフスタイルに合わせて楽しめる漆器をご提案。
他にも、記念品や大切な方への贈り物など、法人様をはじめ個人的なギフトまで、国内外問わず広くご愛用いただいております。
瓢箪(ひょうたん)はなぜ縁起がいい?
漆器 山田平安堂|ぐい呑 六瓢息災(むびょうそくさい)
はじめに、瓢箪が縁起物とされている理由をご紹介します。
無病息災を願う縁起物
瓢箪は災難から身を守ってくれる縁起物として広く親しまれています。
一つ目の理由は、6つ瓢箪が揃うと「六瓢(むびょう)息災」となる語呂合わせから。
二つ目の理由は、日本書紀の中で瓢箪が身代わりとなり命を助けられた伝説に由来します。
夫婦円満や繁栄を表す
瓢箪は鈴なりに実ることから、夫婦円満や子孫繁栄を表す縁起物でもあります。
また上が小さく下が大きい形から「末広がり」でおめでたいと言われています。
秀吉の馬印「千成瓢箪」
太閤・豊臣秀吉の馬印(大将のそばに立てる目印)は「千成瓢箪(せんなりひょうたん)」でした。
これは、秀吉が最初に武勲をたてた時に、腰から下げていた瓢箪を目印にしたからと言われています。
その後戦に勝つたびに瓢箪の数を増やしていったという逸話もあり、おめでたいとされるようになりました。
語呂合わせで「三拍子」揃う
瓢箪が3つ揃うと「三瓢(拍)子」でおめでたいとされています。
三拍子とは神事で奏でられる太鼓・大づつみ・小づつみの3種類の楽器の拍子のことで、3つの瓢箪が揃うと幸運が訪れると言われています。
山田平安堂の「瓢箪(ひょうたん)」ギフト
宮内庁御用達の漆器専門店・山田平安堂では、縁起の良い瓢箪モチーフのギフトをご用意しております。
日本の伝統工芸である漆器は、おめでたい贈り物として、多くの方にご好評いただいております。
お祝いの気持ちがより伝わりますよう、熨斗紙、ラッピングの無料サービスも承っておりますので、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。
※表示価格は2024年12月11日現在のものです。
無病息災を願う「ぐい呑」
商品名:ぐい呑 六瓢息災
価格:16,500円(税込)
六瓢(無病)息災を表す六つの瓢箪を金銀で描いた天然木のぐい呑です。
漆塗りならではのまろやかな口当たりを楽しむことができます。
日本酒がお好きな方への長寿祝いや退職祝いの贈り物におすすめです。
夫婦円満を願う「夫婦椀」
商品名:夫婦椀 ひさご春秋(ペア)
価格:33,000円(税込)
黒と朱の凛とした汁椀に、円満や繁栄を表すひさご(瓢箪)の絵柄を描きました。
それぞれのひさごの中には、季節の移り変わりを表す「紅葉」と「桜」を。
「巡り行く年月を仲睦まじく」という意味を込めたご夫婦へのプレゼントにおすすめです。
吉祥モチーフをふんだんに詰め込んだ「印籠」
商品名:【【HEIANDO SELECTION】印籠 黒柿瓢蒔絵
価格:418,000円(税込)
神秘の銘木と言われる「黒柿」を用いて作った印籠に、おめでたい六つの瓢箪を蒔絵で施した芸術的な作品です。
さらに瓢箪にはそれぞれ不老長寿を意味する「松」や、災難を流す「小川」など、縁起の良い文様がふんだんに描かれております。
職人の繊細な手仕事が生み出す見事な伝統工芸品として、お手元でお楽しみいただけましたら幸いです。